感情が入るトレードほど理由を正当化しやすい
一方で、不安が強くなったときには、逆の方向で確認を放棄することもあります。落ち着いて条件を見直すのではなく、普段は使っていない判断材料にすがろうとするのです。
身に覚えがある人もいるかもしれません。誰かから聞いたインジケーターや手法を十分な検証もせず、「これでうまくいくかもしれない」という期待だけで、ある日突然トレードに取り入れてしまう。
一見すると慎重になっているようですが、実際には判断材料を増やすことで安心を得ようとしているだけです。
本来確認すべき自分のルールから目を逸らし、別の基準に逃げてしまっている状態とも言えます。いつもと違う行動が、負けを引き寄せるのです。
さらに厄介なのは、感情が入ったトレードほど、後から振り返ったときに理由を正当化しやすい点です。「結果的に負けただけで、判断自体は悪くなかった」と考えてしまうと、改善点が見えなくなります。
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