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キャリア
人生後半戦の“年齢の壁”を乗り越える

75歳を過ぎたら、お金との付き合いは「狭くする」ことを意識しよう 金融機関の口座は整理、投資割合も緩やかに減らしていく《FP深野康彦氏が解説》

75歳で始める習慣24(その2)

75歳で始める習慣24(その2)

デジタル機器に慣れておくと格段に過ごしやすくなる

 支出の見直しも始めるタイミングだ。固定電話を解約し、格安スマホにすれば月3000~5000円は安くなる可能性がある。

「スマホには便利な機能が多く、キャッシュレス決済や安否確認の道具などにもなります。今はデジタル生活が前提の社会なので、75歳以降でスマホをはじめとするデジタル機器に慣れておくと、残りの人生が格段に過ごしやすくなるというメリットもあります」

 支出の縮小化の面から運転免許証の返納を検討する選択肢もある。

「車の維持費はガソリン代、駐車場代、税金などで年間30万~50万円ほどかかります。安全面はもちろんのこと、支出をコンパクトにする意味でも75歳になったら免許返納を検討するといいでしょう」

 医療面では、75歳から後期高齢者医療制度に移行して窓口負担が原則1割となる。

「加齢とともに病気になるリスクは増しますが、前述した高額療養費制度などのサポートは手厚い。医療保険は全部解約してもいいでしょう」

※週刊ポスト2026年7月24・31日号

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