老後資金は分けて考える
「退職金で資産運用を」の甘い罠
また、年金と並んで老後資産の要となる退職金も、受け取り方を誤ると大損に。行政書士で相続・終活コンサルタントの明石久美さんが言う。
「iDeCoなどじぶん年金を積み立てている場合、退職金と受取時期が重なると退職所得控除の枠を超えてしまい、想像以上に税金が引かれてしまうことがあります。iDeCoの受け取り方や時期にも選択肢があるので、戦略的に分散させましょう」
受け取った後に気をつけたいのは、金融機関からの“甘い罠”だ。「退職金運用で資産が増える」といったうたい文句に安易にのらないこと。
「まとまった退職金で老後資金を増やそうとして、よくわからないまま投資してしまうかたがいます。いまは特に株価が上がっていて証券会社などからの連絡も多い。ですが、債券や株について一切の知識がないままに、投資に手を出すのは危険です」(黒田さん)
▼▼▼第2回▼▼▼
【つづきを読む→】老後の支出の決断、ちょっと待った!「子供が独立したら保険を即解約」は早計 自宅のリフォームで考えるべきコストよりも大事なこと
※女性セブン2026年7月30日・8月6日号
