・8月3日(月)~7日(金)発表予定の経済指標予想については以下の通り。
○(NZ)4-6月期雇用統計 5日(水)午前7時45分発表予定
・予想:雇用者数は前期比+0.2%程度(前回:+0.1%)、失業率5.4%程度(前回:5.3%)
雇用者数は緩やかな増加が見込まれるものの、失業率は引き続き高めの水準で推移する見通し。ニュージーランドでは4-6月期の消費者物価指数が前年比+4.1%まで加速しており、労働市場が予想以上に底堅ければ、ニュージーランド準備銀行の追加利上げ観測を通じてNZドル買いが強まりやすい。反対に雇用の弱さが示されれば、利上げ観測が後退する可能性がある。
○(米)7月ADP雇用統計 5日(水)午後9時15分発表予定
・予想:+7.5万人(前回:+9.8万人)
7日発表の7月雇用統計の先行指標として注目される。前回から鈍化が見込まれており、予想を大幅に下回る弱い結果となれば雇用市場の減速懸念が浮上し、FRBの利下げ前倒し観測からドル売りが進みやすい。一方、予想を上回る堅調な内容となれば雇用の底堅さが示されドル買いにつながりやすく、雇用統計への期待感が高まる。同日午後11時発表の7月ISM非製造業景況指数(予想54.3)とも合わせてドルの方向感を見極める上で重要な一日となる。
○(米)7月ISM非製造業景況指数 5日(水)午後11時発表予定
・予想:54.3前後(前回:54.0)
米国経済の大部分を占めるサービス業の景況感を示す重要指標。50を上回る拡張圏の維持が見込まれるが、前回は総合指数が54.0と前月の54.5から低下した。事業活動や新規受注に加え、雇用指数が拡張を維持できるか、物価指数が前回の67.7からさらに上昇するかが焦点となる。景況感と価格指数がともに強ければ、米金利上昇とドル買いにつながりやすい。
○(加)7月雇用統計 7日(金)午後9時30分発表予定
・前回:雇用者数+1.82万人、失業率6.5%
前回は雇用者数が増加し、失業率も小幅に低下したものの、カナダの労働市場には依然として余剰が残っている。雇用の増加が続き、失業率が低下した場合はカナダドル買いにつながりやすい一方、雇用者数の減少や失業率の上昇が示されれば、カナダ経済の減速懸念からカナダドル売りが強まりそうだ。米雇用統計と同時発表となるため、カナダドル円よりもドル・カナダドルで反応が複雑になる可能性がある。
○その他の主な経済指標の発表予定
・米6月貿易収支(8月4日)
・米6月JOLTS求人件数(8月4日)
・独6月製造業新規受注(8月6日)
・欧6月小売売上高(8月6日)
・中7月貿易収支(8月7日)
・独6月鉱工業生産(8月7日)
【予想レンジ】
・155円00銭-165円00銭