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藤川里絵「さあ、投資を始めよう!」

「えっ、途中で変更できないの?」2027年スタートの「こどもNISA」口座を開く前に知っておきたい成人NISAとの“最大の違い” 目先のキャンペーンで安易に金融機関を選ぶと後悔する

こどもNISAを利用するうえでの注意点は?(イメージ)

こどもNISAを利用するうえでの注意点は?(イメージ)

 子どもの将来に向けた資産づくりの新たな制度として期待が集まる「こどもNISA」が2027年から導入される。成人のNISAとは異なる注意点はどのようなものか。『知識ゼロでも週3000円の投資で100万円が勝手に貯まる本』などの著書がある個人投資家で株式投資講師・藤川里絵さんが解説するシリーズ「さあ、投資を始めよう!」。第205回は、「こどもNISA」について。

顧客獲得に向けてキャンペーンも登場

 2027年1月から「こどもNISA」が始まります。0~17歳を対象に年間60万円・最大600万円までを非課税で運用できるため、子どもの将来に向けて資金の準備ができる制度として注目されていますが、成人のNISAとは異なるルールも多く、始める前に押さえておきたい注意点があります。今回は、口座開設前にチェックしておきたいポイントを整理します。

 早くも一部の金融機関では、こどもNISAの顧客獲得に向けて、子ども名義の定期預金に高い金利を上乗せするキャンペーンが登場しています。たとえば、某ネット銀行は、17歳以下の子ども名義で新規に1か月物の定期預金に預け入れると、上限60万円で金利を年21.3%分(税引き前)上乗せするキャンペーンを始めると発表しました。

「年21.3%上乗せ」といった数字を見ると魅力的に映りますが、注意が必要です。これは「1か月・上限60万円」といった条件付きで、実際に受け取れる利息は税引後で8500円程度。年率表記は12か月分なので、1か月ものなら実際はその12分の1にすぎません。ポイントや金利上乗せはあくまでオマケ。目先の特典で口座開設先を決めるのは避けましょう。

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