企業分析や売買タイミングの見極めにAIをどう活用するのか(写真:イメージマート)
これまで株式投資で本気で儲けようと思ったら、情報収集とチャート分析、銘柄選びまで多大な労力が必要だった。しかし、いまは「AI」がある。投資歴30年の上岡正明氏はAIを活用し、約2年で資産7億円から資産10億円にまで増やした。今年8月に上梓した最新刊『働きながら1億貯める AI株式投資の全手順』(アスコム)は大反響を呼んでいる。そんな上岡氏に「AI株式投資」のコツについて話を聞いた。
わかりにくい専門用語はAIに解説させる
まず念頭に置くべきは、「上岡式AI株式投資」が「AIにどの株が上がるかを聞くような“雑な株式投資”ではない」ことだという。
「投資の事前準備として、企業の決算書などさまざまな情報を読み解きつつ、世の中で何が起こっているかを並列で考えなくてはなりません。そこでAIを活用すれば、事前準備の時間が以前の数十分の1に減る。そうして得た時間を銘柄選びや売買判断に使えるようになる。最終的に自分で判断するための時間を増やすサポートをしてくれるのがAIなのです」
AIには「ChatGPT」や「Gemini」など種類はあるが、「すでに使い慣れているものがあればそれでも構わないし、どれを使っても大きな違いはない。有料プランのほうが回答や思考のレベルは高いが、まずは無料版で感触をつかみ、物足りなさを感じたら有料プランへの移行を検討してみては」とする。
難しい設定もいらない。ブラウザやスマホのアプリでAIを開き、チャット欄にプロンプト(指示文、質問文)を入力するだけで使い始められる。
