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加入者急増の「痴漢冤罪保険」、保険料1か月590円で役に立つ?

つり革を持つことで“潔白”を示そうとする人も多い?

つり革を持つことで“潔白”を示そうとする人も多い?

 満員電車に乗る時は必ず両手を上げる──そんな涙ぐましい努力をしている男性は多い。一度「この人痴漢です!」と声をあげられてしまったら、そこから「冤罪」を主張するのは難しく、逮捕されようものなら人生は台無しだ。そこで注目を集めているのが、国内唯一の痴漢冤罪保険であるジャパン少額短期保険の「痴漢冤罪ヘルプコール付き弁護士費用保険」(以下、ヘルプコール保険)である。

 痴漢逃走が社会問題になって以降、新規加入者は急増。4月初めに42件だった加入者は6月12日時点で1523件に。1か月半で約36倍になっている。最大の特徴は、「現場対応」の迅速さだという。販売するジャパン少額短期保険の杉本尚士・社長が説明する。

「契約者が痴漢の疑いをかけられた際に、あらかじめ携帯に設定しておいたボタンを押すと、提携弁護士に“SOSメール”が届きます。するとすぐ対応可能な弁護士の電話番号が契約者のメールに送信されて、直接相談ができる。

 守秘義務で詳細は明かせませんが、朝のラッシュアワー時に大宮駅で痴漢の疑いをかけられた男性が警察署に連行されたが、ヘルプコールを用いて相談した弁護士の助言で逮捕されることなく、釈放されました。弊社と提携する弁護士は刑事事件や刑事訴訟法に強く、痴漢冤罪に適切に対応できる強みがある」

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