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牛丼、カツ丼… 丼チェーンの「最安値メニュー」を大調査

かつては熾烈な価格競争が行われていた牛丼価格の今

かつては熾烈な価格競争が行われていた牛丼価格の今

 手軽で早く出てきてガッツリ食べられると、多くの人に愛されている丼メニュー。もちろん豪華な丼メニューも嬉しいが、その一方で、手軽に安くお腹いっぱいになりたい、と思う人も少なくない。そこで、日本全国で展開している様々な外食チェーンの“最安値丼メニュー”を調べてみた。

 まずは、丼メニューの王道「牛丼」から。『吉野家』の最安値丼メニューは「牛丼(並盛)」で380円(税込、以下同)。『松屋』は、「プレミアム牛めし(ミニ盛)」が330円、店舗によっては「牛めし(ミニ盛)」が240円で最も安い。ちなみに松屋の並盛は「プレミアム牛めし」が380円、「牛めし」が290円だ。「プレミアム牛めし」は主に関東地方で販売されているメニューで、「牛めし」との併売は行われていない。そして、『すき家』は、「牛丼(ミニ)」が290円、「牛丼(並盛)」が350円となっている。また『なか卯』の「和風牛丼(ミニ)は300円、「和風牛丼(並)」は350円だ。

 かつては苛烈な価格競争が行われていた牛丼だが、現在は並盛で350~380円くらいが平均的か。ただ、関東圏以外の地域については、『松屋』の「牛めし」が値段だけであれば、最も安い。牛丼が大好きだという東京都在住の40代男性Aさんはこう話す。

「味については好みもあると思うのですが、私の場合、安定感から吉野家に行くことが多いですね。あとは、味噌汁がついているという点では松屋、トッピングを楽しみたい時はすき家といった感じで、気分によって行く店を変えています。値段でいうと、味噌汁がついて並盛290円の松屋が最強だと思うんですが、残念ながら私が行くのは都内の店舗がほとんど。380円のプレミアム牛めししか食べていないので、値段の面でお得感を感じることはあまりないです」

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