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食べ物からタバコまで 根が深い新幹線車内の「におい問題」

自分はよくても、人によっては“イヤなにおい”になることも

自分はよくても、人によっては“イヤなにおい”になることも

 出張に旅行に、新幹線に乗る目的は様々だろうが、長時間乗車する人が多いだけに、車内の「におい」の問題は根が深い。乗車中に様々なにおいが気になっても、窓が開けられるわけでもなく、指定席であれば簡単に席を移動することもできない。

 たとえば昨年、ネットで大きな話題になったのが、「肉まんテロ」「たこ焼きテロ」という言葉だ。新大阪から乗った乗客が食べる肉まんやたこ焼きのにおいが車内に充満することで、他の乗客へのマナーの問題としてどうすべきか議論になった。ネット上では、

〈臭いって本当にストレスになるからね好きな匂いも人それぞれ違うし〉
〈新幹線の中で食い物の匂いしてきたら『うまそうだな』とは思うけど『臭いな』とは思わない〉
〈食堂車無くしたんだから、その分客車の換気を強化するべきだろ〉

 などの書き込みが見受けられるが、実際、新大阪の駅構内で販売されているたこ焼きには、容器に「新幹線車内及び駅構内でのお召し上がりはご遠慮願います」とシールが貼られているものもあり、乗客の間でたこ焼きのにおいが大きな問題になっていることがうかがえる。

 もちろん、においの問題は肉まん、たこ焼きに限らない。仕事とプライベートで数え切れないほど新幹線を利用してきた40代の男性は、こう語る。

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