家計

住宅ローンの新潮流 超低金利でサービス拡充合戦勃発

「それぞれの生活パターンや居住地域などによってメリットは変わってくると思いますが、たとえばイオンで毎日のように買い物するのであれば、年間最大90万円の買い物で4万5000円が得する計算。5年間なら22万5000円になりますから、選択肢のひとつとして検討する余地はあるでしょう」

 日銀の異次元金融緩和によって超低金利時代が長引くなか、銀行の金利引き下げ競争も自ずと限度がある。もはやこれ以上の低金利が望みにくい以上、「各行は団信の多様化をはじめ付加サービスの拡充に鎬を削っており、今後ますます競争が激しくなることが予想されます。いまや金利だけではなく、そのサービスの中身も含めて住宅ローンを選ぶ時代になりつつあるといえるでしょう」(藤川氏)

 長い付き合いになる住宅ローンの選択肢は多様化している。金利だけに目を奪われず、自らの健康や生活パターンと向き合って賢い選び方をしたい。

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