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六本木のラウンジで働く美人モデルが「パパ活」に手を出したワケ

ミキさんはなぜ「パパ活」にハマったのか

 昨今、若い女の子たちを中心に手軽なアルバイト感覚で浸透し始めている「パパ活」。食事やデートに行くだけでお小遣いをくれる“パパ”を探す活動のことだ。体の関係はなしで、男性と一緒にご飯に行くだけで5000円や1万円が相場だという。

“パパ”探しは、主に「paters」(ペイターズ)などのパパ活アプリや、フェイスブックと連動した出会い系サービスなどで行われている。ツイッターなどのSNSでは「p活」という隠語が使われていて、パパ活女子たちの裏垢(裏アカウント)での情報交換も盛んだ。

 パパ活をしている女の子は、いったいどんな子なのか。パパ活アプリを使って23歳のミキさん(仮名)と連絡を取り、取材のOKをもらった。約束の日、新宿の喫茶店で待っていたところ、一人のモデル系美人がやってきた。ミキさんは手足がスラッと長く高身長で、ルックスは柴咲コウ似。聞くと、企業や飲食店の広告、PR案件のモデルをやっている正真正銘のモデルだという。そんな彼女がなぜ「パパ活」を始めたのか。

「大学生のころからモデルの仕事をずっとしていました。モデルといっても、多いときでギャラは月に11万円、少ないときは4万円程度でした。実家暮らしで家賃もかからないし、それほど物欲もないからなんとなく過ごしてきて……。でも、さすがに社会人になると将来のことを考えたり、仕事もちゃんと見つけないといけないと思って悩んでいるところです」

 ミキさんはモデルの仕事のほか、昼間はフリーランスでメンズ用品の小物・雑貨関係のデザインの仕事もしているという。

「デザイナーといってもフリーランスなので、自分から営業しないと収入につながりません。よくお金持ちの方って会員制のラウンジに来たりするじゃないですか。それで、夜のお店に来られるお金持ち男性にメンズ用品の提案をしたり営業ができるように、会員制ラウンジで働くようになったんです」

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