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ファミレス無料Wi-Fiの現状 カフェチェーンに遅れも

すかいらーくグループに導入された無料Wi-Fiサービス

 海外に比べ、公共施設や飲食店などでのWi-Fi環境が整っていないといわれる日本。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、無料Wi-Fiへの需要が高まるなか、『ガスト』や『ジョナサン』を展開するすかいらーくは今年3月、すかいらーくグループのレストラン2700店舗で無料Wi-Fiサービスの提供を開始した。

 すかいらーくグループが提供する無料Wi-Fiサービスは、SNSのアカウントもしくはメールアドレスで認証することで利用できる。また、1回の認証で利用できるのは1時間まで、1日に3回まで接続可能だ。

 実際にこのすかいらーくグループの無料Wi-Fiを複数の店舗で活用しているという30代の男性Aさんはこう話す。

「『ジョナサン』で仕事をすることが多く、無料Wi-Fiはとてもありがたいです。ただ、1回の認証で1時間だけしか接続できないので、いつの間にか繋がらなくなっているということも結構あります。あと、店舗によっては電波状況が悪いのか、あるいは接続しているお客さんが多いのかわかりませんが、繋がりにくいことも」

 一方、『デニーズ』では、セブン&アイグループのセブン-イレブン、イトーヨーカドー、西武・そごうなどで利用できる「セブンスポット」という無料Wi-Fiを導入している。利用するには無料の会員登録が必要で、また1回の認証で1時間まで、1日3回まで接続可能。これらの条件は、すかいらーくグループとほぼ同じだ。「セブンスポット」の会員としてフリーWi-Fiを使う20代の女性Bさんはこう話す。

「『デニーズ』で食事をする際などに利用しています。セブン-イレブンでも使えるのですが、ログインをするのがちょっと面倒なので、長時間使わない場合はあまりつなげません」

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