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家計

損か得かわからない!“ポイントカードの策略”からどう逃れるか

ポイント欲しさについで買いをした結果…(イラスト/大窪史乃)

 頭では節約したほうがいいと分かっているのに、なかなかうまくいかない。ポイント欲しさについで買い、始めてしまうとやめられないスタンプカードも、その原因のひとつかもしれない。「損か得かもうわからない!」そんな“ポイントカードの策略”にはまった人たちの後悔の声を紹介しよう。

・デパートに化粧品を買いに行くと、本当に欲しいのはリップ1本なのに、美容部員から「あと1000円でポイントがつきますよ、今なら総額1万円以上でノベルティーのポーチがつきますよ」とか畳みかけられて、気づけば新作の日焼け止めと化粧下地、使いもしないマスカラ下地まで買ってました。いつもこのパターンです。(東京都・34才・会社員)

・地元のケーキ屋さんではポイントが貯まると1500円の金券が発行されます。自分へのご褒美にとその金券を使うのですが、合計1480円だとなんか損した気持ちになってついケーキを1個追加してしまいます。せっかくタダで買えるのに結局お金を使うってワケわからないですね。(静岡県・50才・主婦)

・回転ずしで、お皿5枚につき1回くじが引けるんですが、家族で行って合計29枚だったりすると、もうお腹いっぱいなのにもう1枚食べてしまいます。くじっていったってどうせキーホルダーとかしか当たらないんですが。(愛知県・55才・自営業)

・スーパーでポイント5倍デーなんかやってると、いつもはドラッグストアで買うような生活用品を買いだめします。ポイントはたしかに貯まりますが、ドラッグストアで買った方が安いんです。結果的に損したなって反省するのに、また同じことをしてしまいます。(愛知県・45才・主婦)

・いつも行く書店で、たまに「あと1冊でポイント5倍になりますよ」と案内されると、それほど興味のない雑誌を買っちゃいます。パラパラ眺めるだけなのに。(東京都・22才・学生)

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