カリスマトレーダー池辺雪子 億の極意

ドル円107.79円の反転を見極めたフィボナッチの計算法とは?

テクニカル分析で、どこまで相場を予測できるか(写真:アフロ)

 米中貿易戦争や、米英仏によるシリアへの攻撃など、昨今、為替相場にとってネガティブな材料が相次いで報じられている。そうしたなかでトレーダーは、相場にどのように向き合うべきなのか。FX(外国為替証拠金取引)のカリスマ主婦トレーダーとして知られる池辺雪子さんが、解説する。

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 4月14日、米英仏がシリアの化学兵器施設にミサイルを発射しました。土曜日の出来事でしたから、週明けの相場がどうなるのか心配していた方も少なくなかったと思いますが、実際には相場への目立った影響は見られませんでした。

 私としては、今回化学兵器施設への攻撃が行われたことで化学兵器の製造が滞るようになるとの見方から、相場のネガティブ材料が少し緩和されたのではないかと見ていますが、ここ最近、シリアへの攻撃もそうですし、米中の貿易戦争の話などネガティブな材料が次々に出てきています。そうしたことで相場下落の恐怖心が生まれ、なかなかトレードができていない方もいるかもしれません。

 エントリーした瞬間にネガティブな材料が出てきて相場がドスンと下落する、なんてことを想像されてしばらく様子見されている方もいるかもしれません。

 ただ、いつどこで何が起こるかなんてことはいくら考えても予測できませんし、そんなことを心配していたらいつまで経ってもトレードで利益を得ることはできません。

 ですから、確実に利益を獲得したいのであれば、ネガティブな材料に気をとられるのではなく、きちんとチャートを見て、テクニカル分析に従いトレードするべきだと私は考えます。

 私自身は、たとえニュースを1つも見なかったとしてもチャートの法則さえしっかりと学んでそれを理解していれば、利益につながると思っています。

 その好例として、ここで1つ、テクニカル分析の実例をお伝えしましょう。

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