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この夏乗りたいローカル私鉄【千葉・埼玉・神奈川編】

海外からの観光客も絶えない江ノ電の鎌倉高校前の踏切

 近年は鉄道ブームで、JRの「青春18きっぷ」を使った乗り歩き旅も人気だが、日本を走っている鉄道はJRだけではない。鉄道乗り歩きが趣味で、北海道から九州まで、日本中の鉄道を乗りまくってきたフリーライターの男性(40代)が、千葉・埼玉・神奈川県のお勧め私鉄路線を5線紹介する。

【銚子電鉄】(千葉県)

 関東地方の最東端を走る銚子電鉄は、JR総武本線の終点の銚子駅を出発し、終点の外川駅を目指す路線。全長6.4kmながら、見どころが多い路線として有名です。沿線には「犬吠埼灯台」や「地球の丸く見える丘展望館」、海産物が味わえる銚子漁港などがあり、1日乗車券(700円)を買うと、名物の「ぬれ煎餅」を1枚無料でもらえます。終点の外川駅の駅舎は、まるで映画のセットのようなクラシカルな造り。景色、食、ノスタルジーを楽しめる名路線です。

【小湊鉄道】(千葉県)

 千葉県市原市と言えば十分に都心への通勤通学圏内ですが、そんな市原市の五井駅から、「こんなにひなびた路線が走っていたんだ!」と、驚かされるのが小湊鉄道です。小湊鉄道の始発駅の五井駅へは、東京駅からおよそ1時間。しかし、JRから小湊鉄道へと乗り換えると、いきなりタイムスリップしたような感覚になります。

 車両は、誰もが懐かしさを感じるような昭和スタイルのもので、駅舎は木造平屋が基本形。ドラマや映画のロケで頻繁に使用されるのも納得です。もともとは外房の小湊まで作られる予定だったものの、結果的に途中で断念したという悲しい歴史を持つ小湊鉄道ですが、その雰囲気に触れれば、鉄道ファンならずともほっこりしてしまうと思います。

【江ノ島電鉄】(神奈川県)

 言わずとしれた通称「江ノ電」は、都心近郊の私鉄を語る上で外すことはできません。起点と終点が藤沢と鎌倉というメジャーな駅なので、アクセスが良いのも好都合。鶴岡八幡宮や若宮大路、江ノ島、長谷の大仏、由比ヶ浜、稲村ヶ崎など、観光スポットが目白押しです。

 何と言っても見過ごせない絶景スポットは、鎌倉高校~稲村ヶ崎間から見える広大な海。もとから観光客が多いゾーンですが、近年はマンガ『スラムダンク』に登場した鎌倉高校前の踏切が聖地化し、海外からわざわざやって来たマンガファンが写真を撮る姿が絶えません。

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