キャリア

ディズニーランド提訴も 着ぐるみ「中の人」灼熱重労働の現実

 折しも記録的な猛暑のなか、重労働の「中の人」への心配は募る。18日、ラサール石井はツイッターにこう書いた。

《熱中症予防を喚起する駅前の呼びかけに、なんでゆるキャラの着ぐるみを着せるんだ。死ぬぞ》

 ある大御所ゆるキャラの「中の人」が告白する。

「屋外のイベントでは自分の汗が大量に噴き出して、着ぐるみの中は灼熱のスチームサウナ状態です。水と塩がないと生命の危険があるため常に持ち歩いていますし、保冷剤を体中に貼りつけています。それでもステージが終わったらイベント会場近くの控え室に駆け込み、ドアを閉めて着ぐるみを脱ぐと同時にベッドに倒れこんでバタンキュー。しばらくは口もきけないほど体力を消耗します」

 暑さのほかにも敵はいる。

「子供たちがスキンシップのつもりでバンバン叩いてきて痛いし怖い。大人でも殴る人はいて、身の危険を感じることもある。あまりの暴力に一時期は、ゆるキャラ界の大スター・ふなっしーにボディーガードをつけることが検討されたそうです」(前出・中の人)

 激務の割には扱いが“ゆるい”。

「大柄な人は“中の人”に相応しくないので、必然的に女性が多くなる。雇用は短期の契約社員が大半で、しかも芸能事務所ではなく行政の管理下が多いので、無理難題をふっかけられるケースも。とくにテレビの企画は池に突き落とされたり、どっきりをしかけられるなど、“ゆるキャラ虐待”ともいえます。それでいてギャラは格段に安い」(イベント関係者)

 夢を見せ続けるためにも、着ぐるみ界に「働き方改革」が必要のようだ。

※女性セブン2018年8月9日号

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