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前澤友作氏vs柳井正氏 カリスマ起業家が猛対立するワケ

 前澤氏にとっても孫氏は“ビジネスパートナー”だ。2010年12月、前澤氏は千葉県内のゴルフコースで孫氏と出会い、ラウンドの後にソフトバンク本社に招かれ、来賓用の風呂に一緒に入ったというエピソードを明かしている(2016年9月17日付News Picks)。

 2011年10月には、ゾゾはソフトバンクが出資する中国・アリババグループと合弁で「ゾゾタウンチャイナ」をスタートさせた。同事業は2013年1月に撤退したが、その後も孫氏との親交は続いているという。

「財界関係者の間では、『孫さんはいったいどっちにつくんだ』と話題になっている。かつては東急の五島慶太と西武の堤康次郎、松下電器(現パナソニック)の松下幸之助とダイエーの中内功など、大物経営者同士のバトルが注目を集めたが、最近はとんと聞かないから、久しぶりの経営者バトルを盛り上げようと周囲が焚き付けている感もある。孫さんの名が取り沙汰されるのもそれですよ」(経済誌記者)

 もっとも、目立ちたがり屋の孫氏のこと。本当に“電撃参戦”する日も近いかもしれない。このカリスマ同士のガチンコバトル、軍配を握るのは孫氏か。

※週刊ポスト2018年8月31日号

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