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ライフ

「シンガポールはおブスが多い」はウソ 背景に超格差社会あり

洗練された美男美女は別の場所にいる?

 世界中から富裕層が集まっているシンガポールは、日本からの旅行者も多い。そんな日本人たちの間では「シンガポールは美人が少ない」と言われることもあるというが、「それは間違っている」と語るのは『シンガポールで見た日本の未来理想図』(講談社+α新書)の著者で、当地に住むファイナンシャル・プランナーの花輪陽子氏だ。花輪氏がその理由を解説する。

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 いきなりですが、試しに「シンガポール ブス」と検索してみてください。数多くのブログ、書き込みが出てきます。町を歩いていても、美人が少ないというのです。ですが、それは間違っていると思います。

 超格差社会のシンガポールでは、上流階級と街中ではあまり出会うことはありません。車社会であり、上流階級はバスやタクシーにはあまり乗らないからです。学費が年間250万円程度もかかるインターナショナルスクールに子供を通わせている日本人ママたちが口を揃えていうのが、「タクシーを使っていると貧しく感じる」といったセリフ。逆に、中流階級でインターに頑張って通わせている人の中には、自虐的に「バスを待っている人なんて私くらいしかいない」という人もいます。

 インターナショナルスクールの親たちは、多くの人が運転手をつけているか、自家用車を持っているからです。ちなみにシンガポールでは税金の関係で自家用車の値段は日本の3倍程度。それでもBMWやベンツに普通に乗っています。

 インターナショナルスクールの行事や、バレエなど習い事、ファッションのイベントなどに行くと、シンガポール人も、シンガポールに来ている外国人も非常に美しい男女ばかりです。

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