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【ドル円週間見通し】115円は上値抵抗水準として意識か

・10月8日-12日週に発表予定の主要経済指標の見通しについては以下の通り。

○(日)8月機械受注 10日(水)午前8時50分発表予定
・予想は、前月比-4.0%
 参考となる7月実績(船舶、電力を除く民需の受注額)は前月比+11.0%、9186億円。防衛関連の大型案件が受注増の要因。非製造業の受注額も増加した。8月については製造業で反動減の可能性があるものの、運輸業・郵便業などの受注は順調に推移していることから、受注額は小幅な減少にとどまる可能性がある。

○(米)9月消費者物価コア指数 11日(木)午後9時30分発表予定
・予想は、前年比+2.3%
 参考となる8月実績は、前年同月比+2.2%で伸び率は7月から0.2ポイント低下した。家賃、中古車などが上昇したが、衣服、医療ケアなどは低下。9月については、家賃は引き続き上昇するが、他の項目の変動はまちまちとなることから、全体的には8月実績と同水準のインフレ率となる見込み。インフレ加速を示唆する数値ではないとみられる。

○(中)9月貿易収支 12日(金)発表予定時刻は未定
・8月実績は+1797.5億元
 参考となる8月の貿易黒字額(人民元ベース)は+1797.5億元。8月の輸出額は前年比+7.9%、輸入額は前年比+18.8%だった。9月については、輸出の伸び悩み、対米貿易黒字の減少が予想されることから、貿易黒字額は8月実績を下回る可能性が高い。

○(米)10月ミシガン大学消費者信頼感指数速報 12日(金)午後11時発表予定
・予想は、100.8
 参考となる9月確報値は100.1で8月の96.2から上昇した。9月実績については輸入関税の影響がなかったことや雇用の拡大が続いていることから、強い数字となった。10月については、輸入関税の影響が表面化する可能性があることから、9月実績をやや下回る見込み。インフレ期待については、1年先、5-10年先も9月実績とほぼ変わらずと予想される。

○主な経済指標の発表予定は、9日(火):(日)8月経常収支、11日(木):(日)9月国内企業物価指数

【予想レンジ】
・112円00銭-115円00銭

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