マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

暮らしのマネー

厚生年金の長期加入者特例 「44年加入」が条件で中卒・高卒が有利

2018年10月23日 11:00

大卒社員は「月額6万円アップ」の特例はもらえない

「生涯現役社会」に名を借りた“年金支給先延ばし時代”が近づいている。安倍政権が進めようとしている年金大改悪で、年金の支給開始年齢が現行の65歳から68歳、さらに70歳以上へと引き上げられようとしており、受給者から年金を減らす一方で、保険料負担を増していく仕掛けがある。

 迫り来る厳しい時代を生き抜く対策を立てるには、まず自分が置かれている現状を冷静に分析する必要がある。「大損する」のはどんな人なのか、年金制度を駆使すれば「救われる」のは誰なのか。その分岐点をわかりやすく整理した。

 例えば、一般的な生涯賃金は中卒、高卒、大卒の順に増加する。ただし厚生年金は、長く働いた人に“ご褒美”がある。「長期加入者特例」だ。

 男性の場合は、厚生年金に44年(528か月)以上加入した人が対象となる。「部分年金」(厚生年金の報酬比例部分)に加えて、本来は65歳になるまで支給されない基礎年金部分も特例として65歳前にもらえる。“得する年金”が月額6万円程度増額されるのだ。

 中卒入社の場合は60歳定年まで働けば要件を満たせる。高卒の人の場合、定年まで勤めた後、62~63歳まで雇用継続すれば、「44年加入」の条件をクリアできるが、大卒サラリーマン(22歳以降に入社)は、会社に雇用延長が義務付けられている65歳まで働いても厚生年金加入期間は44年に届かない。

 この特例は基準に1日でも足りなければ年金増額はゼロで、大卒社員は中卒や高卒社員なら手に入る「月額6万円アップ」の特例が丸々もらえないのである。

※週刊ポスト2018年10月26日号

不動産売却の完全マニュアル

【2019年版】不動産一括査定23サイトを徹底比較!
【2019年版】不動産一括査定23サイトを徹底比較!
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定

初心者向け「FX」「株」の記事まとめ

トルコリラ2019年の見通しをトルコ人アナリストが徹底予想
月4000円の金利収入も メキシコペソ円のスワップが高いFX会社は?

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

ABJマーク

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

ABJマーク

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。

小学館雑誌定期購読小学館のプライバシーステートメント問い合わせ広告掲載について

© Shogakukan Inc. 2019 . All rights reserved. No reproduction or republication without written permission. 掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。