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がん治療、同じステージでも自己負担額が大きく変わる理由

2018年12月22日 15:00

キイトルーダの奏功率は?

 ただし、高額だからといって「がんの万能薬」「魔法の薬」になるわけではない。

「オプジーボもキイトルーダも、ともに免疫の薬なので、関節リウマチや甲状腺機能異常症などの自己免疫系の疾患に既往歴がある人は使えません。

 また、原則として、再発や他の臓器への転移があり、もう手術ができない患者で使われるのが基本。それに加え、多くの場合はこれまで使われていた抗がん剤も使ったうえで効果がなくなった、他の治療法で手の施しようがない患者にしか使われません。抗がん剤治療に時間も費用もかかった末に、希望しても処方されないケースもあります」(村上氏)

 そもそもオプジーボやキイトルーダの処方対象となるがんに対しての奏功率は2~4割と部位によって異なる。がん治療においては、必ずしもかけた治療費と治療効果が比例するわけではないということだ。

 標準治療の限りを尽くしたが回復に至らず、あらゆる治療を試みて1000万円以上注ぎ込んでも治らない人もいれば、外科手術で根治すれば自己負担額は50万円未満で済むケースもある。しかもそれで何年生きられるかは患者の病状によって大きく違う。1~2年で亡くなる人もいれば10年、20年と元気に過ごす人もいる。

 がんになったら、治療のメリットとデメリットを比較することは当然だ。

 加えて各々の治療法にかかる総額を知り、治療費を支払い続けることができるのか、その治療費に見合った治療効果が得られるのかを“見積もり”できれば、その後の「がんと生きる人生」の計画も立てやすくなる。

※週刊ポスト2018年12月21日号

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