キャリア

定年後の夫にしっかり働いてもらうための「3つのアドバイス」

【アドバイス2】需要の高い仕事に挑戦しよう

 60才を過ぎても、しっかり稼いでもらうためには、どんな能力が必要か。

「いちばんは、夫が長年培ってきた能力に磨きをかけること。実力不足を感じるなら、ハローワークの職業訓練を利用して資格を取るなどして、スキルの深度を深めてもらいましょう」

 一方で、それまでとはまったく違う職に変える手もある。

「たとえばマンションの管理人。東京五輪に向けてマンション建設が盛んな今、需要は高い。 そのほか、介護も売り手市場です。また、何の職に就くにしても、パソコン操作などのITスキルを磨いておくと、重宝されます」

【アドバイス3】「おはよう」の訓練から始める

 再就職では、スキルや資格だけではなく、人柄も重視される。

「スキルだけで就職できたとしても、周りの人間と上手くいかない場合は、契約更新してもらえません。もし、前職が管理職などそれなりに地位が高かったとしても、決して高圧的にならず気持ちよく周りと会話し、自分からあいさつするなど、再就職先ではキャリアをリセットする気持ちで臨むこと。それこそが重宝されるコツです」

 夫に“我を通さない”コミュニケーションを構築させるには、妻とのやりとりがいちばんいい練習になるという。

「朝、起きたら夫から『おはよう』と言う。言いすぎたときは素直に謝る。そんな簡単なことですが、いつも偉そうにしている夫ならいい訓練になるでしょう」

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