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【ドル円週間見通し】米利上げ休止観測広がるも下げ渋る展開か

・1月14日-18日週に発表予定の主要経済指標の見通しについては以下の通り。

○(米)12月小売売上高 16日(水)午後10時30分発表予定
・予想は、前月比+0.3%
 参考となる11月実績は前月比+0.2%。10月実績は同比+1.1%に上方修正されている。飲食店や自動車ディーラー、建材店、ガソリンスタンドを除くコア売上高は前月比+0.9%の高い伸びとなった。12月については所得環境がやや改善していることから、11月並みの伸びとなる可能性がある。

○(米)12月住宅着工件数 17日(木)午後10時30分発表予定
・予想は、125.3万戸
 参考となる11月実績は前月比+3.2%、125.6戸で市場予想を上回った。一戸建て住宅は減少したが、集合住宅は増加。12月については、先行指標となる11月の建設許可件数が132.8万戸であることから、11月実績に近い水準となる可能性がある。

○(日)12月全国消費者物価コア指数 18日(金)午前8時30分発表予定
・予想は、前年比+0.8%
 参考となる11月実績は前年比+0.9%で上昇率は前月から0.1ポイント縮小。12月については、エネルギー価格が低下していること、一部家電製品(耐久財)価格の低下や賃金の伸び悩みが続いていることから、コアの物価上昇率は11月実績を下回る可能性がある。

○(米)1月ミシガン大学消費者信頼感指数 18日(金)日本時間19日午前0時発表予定
・予想は、96.4
 参考となる同指数の12月確報値は98.3。また、12月CB米消費者信頼感指数は128.1と、前月の136.4から低下した。1月については、雇用情勢は特に悪化していないものの、政府機関の閉鎖が続いていることや各種企業景況感が悪化していることから、12月実績の98.3を下回る見込み。

○その他の主な経済指標の発表予定
・14日(月):(中)12月貿易収支
・15日(火):(欧)11月ユーロ圏貿易収支、(米)12月生産者物価指数、(米)1月NY連銀製造業景気指数
・16日(水):(日)12月国内企業物価指数、(日)11月機械受注、(英)12月消費者物価指数、(米)11月企業在庫、(米)11月対米証券投資状況
・17日(木):(米)12月建設許可件数
・18日(金):(米)12月鉱工業生産

【予想レンジ】
・106円50銭-109円50銭

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