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蔓延する「課金疲れ」の実態 ソシャゲに300万円費やした男性の告白

ソシャゲの「課金疲れ」の実態は?(イメージ)

ソシャゲの「課金疲れ」の実態は?(イメージ)

 ソーシャルゲーム(ソシャゲ)は無料でできるものが多い反面、有利にゲームを進めるために、課金ガチャなどにお金をつぎ込むユーザーも少なくない。SNSなどでも、度々、課金額にまつわる話題が注目を集めている。

 そんななか、課金を繰り返すことに疲弊して、ゲームから離れてしまうユーザーも少なくない。いわゆる「課金疲れ」に陥った人たちだ。Twitterには、「金で殴るの疲れた」「ソシャゲ引退」「爆死続きで疲れた」など、その叫びが数多く投稿されている。

「私も課金に疲れた状態だと気づき、今年の1月上旬にソシャゲをやめたばかりです。トータルの課金額は300万円ほどですかね。借金をしなかったのがせめてもの救いです……」

 そう胸中を語ってくれたのは、都内でメーカーの営業職として働く30代の独身男性・Aさんだ。もともと課金をしないでプレイする無課金ユーザーだったというAさんがなぜ、課金にハマったのか。

「後に何も残らないゲームにお金を使うなんて馬鹿らしいと思っていました。2014年頃はアイドルの音楽ゲームをしていましたが、無課金でした。2016年には課金を誘発させるような対人要素のあるものや、イベントの頑張り次第でランキングやポイントに応じて報酬がもらえるものもプレイ。『勝ちたい』『報酬がほしい』という思いが強くなり、総額10万円ほど課金しました」(Aさん・以下同)

 その後、Aさんは「ゲームに初めてこんなにお金を使ってしまった」という罪悪感から、一旦ソシャゲから距離を置いた。しかし、再び課金生活が始まることになる。

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