家計

老後の「免許返納」の損益分岐点 都会なら週3回、地方なら週6回

免許を返納したほうがお得になる人とは

免許を返納したほうがお得になる人とは

 高齢ドライバーに対する風当たりはますます厳しく、運転免許を返納するか、車に乗り続けるかの決断に悩む人は多い。

「4月に東京・池袋で87歳の男性が起こした交通事故のような、罪のない母娘の命を奪ってしまう加害者にならないためにも、免許を返納したほうがいいのはわかっている。でも、交通の便を考えると車に頼らざるを得ないのが現状で……」(73歳男性)

 もし免許を返納して車を手放し、病院やスーパーに行くたびにタクシーを使うことになれば、「タクシー代がかさんで金銭的な負担が大幅に増える」と考えるかもしれない。

 だが、ファイナンシャルプランナーの森田悦子氏はこう話す。

「タクシーの利用回数によっては、むしろ車を手放したほうがお得になります」

 その“分岐点”はどこなのか、計算してみる。都市部に住んで車を所有している場合、駐車場代が月2万円、ガソリン代が月8000円ほどかかる。任意の自動車保険が年間6万円程度、自動車税が年間3万4500円程度、さらに車検費用も必要になる。

「ざっと計算して、車を売却すれば年間約50万円のお金が浮くことになります。仮にその分タクシーを使ったとしても、1往復4000円程度の距離を週に2回利用すると、月3万2000円、1年間で38万4000円。週3回なら月4万8000円、年間57万6000円です。マイカーに乗るのが週に2回の人なら車を手放すほうが得、週3回以上の人なら車に乗り続けるほうが得ということになります」(森田氏)

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