マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

暮らしのマネー

大卒会社員の生涯賃金は25年で3600万円減、いかにして生活防衛すべきか

2019年6月7日 16:00

「失われた20年」でサラリーマンは生涯賃金ダウンの“三重苦”に襲われた(イメージ)

「失われた20年」でサラリーマンは生涯賃金ダウンの“三重苦”に襲われた(イメージ)

 国民が信じようが信じまいが、政府はこれまで一貫して「年金制度は将来にわたって安定」(安倍晋三首相の国会答弁)という建前を崩さなかった。だが、元号が令和になった途端、ついに“年金ギブアップ”を宣言した。

〈少子高齢化により働く世代が中長期的に縮小していく以上、年金の給付水準が今までと同等のものであると期待することは難しい。今後は、公的年金だけでは満足な生活水準に届かない可能性がある〉

 金融庁の金融審議会が5月22日にまとめた「高齢社会における資産形成・管理」報告書の原案にそう明記されたのだ。同報告書では具体的な根拠も示している。

「夫65歳、妻60歳」の無職の年金生活世帯をモデルケースに、

□実収入20万9198円
■実支出26万3718円

 ──と平均生活費を算定し、毎月の不足額(赤字)を「約5万円」(正確には5万4677円)と弾き出した。不足額の合計は20年(夫85歳)で1300万円、30年(夫95歳)で2000万円にのぼるという。

 この計算に従えば、65歳時点の貯金が500万円の世帯は約8.3年後(夫73歳)、1000万円なら約16.6年後(夫81歳)に“老後破産”の危機に直面することになる。

 そこで報告書は「資産寿命」を延ばすことが必要だと指摘する。

〈年金受給額を含めて自分自身の状況を「見える化」して老後の収入が足りないと思われるのであれば、各々の状況に応じて、就労継続の模索、自らの支出の再点検・削減、そして保有する資産を活用した資産形成・運用といった「自助」の充実を行っていく必要がある〉

 公的年金ではもう老後の生活を面倒みることができないから、「長く働く」か、「生活を切り詰める」か、「投資」で資産を増やすか自己責任で考えよというのである。

不動産売却の完全マニュアル

【2019年版】不動産一括査定23サイトを徹底比較!
【2019年版】不動産一括査定23サイトを徹底比較!
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定

初心者向けFXや株、決済の記事まとめ

FX知識ゼロのOLが他人の取引をコピーしてFXを始めるまで
クレカのポイントで株や投資信託を購入できる「ポイント投資」とは
FXで月22万円稼ぐ個人投資家の取引方法とは

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

SNSでマネーポストWEBをフォロー

  • facebook:フォローする
  • twitter:フォローする
ABJマーク

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

ABJマーク

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。