キャリア

60代から「長く稼げる仕事」 社労士など“士業”なら挑戦しやすい

社会保険労務士は50代からでも挑戦可能だという

社会保険労務士は50代からでも挑戦可能だという

「老後資金2000万円不足問題」の本質は、老後が長すぎることにある。だったらどうすればいいのか。答えは「老後を短くする」ことだ。60歳の定年時に貯金がなくても、80歳まで働けば「老後」は40年から20年に半分になる。

 60代から「長く稼げる仕事」に就くためには、“工夫”が必要になる。肉体労働のアルバイトの口を見つけても、「長く働く」ことを考えると不向きである。

 まず心がけたいのは、長いサラリーマン生活で培った「能力」を活かす道を探ることだ。定年後に給料が5~7割ほどに減らされて、同じ会社で継続雇用されるよりも、現役時代のキャリアを“外で活かす道”を探ったほうが、第二の人生においてより長く働き、かつ稼げるケースがある。

「とくに実現しやすいのは『技術系』の仕事です」というのは、社会保険労務士の蒲島竜也氏だ。

「最近は、機械設備や工場の生産ラインの管理といった技術系の能力を持つ人材が、役職定年後に同じ年収か、もしくは年収がアップする条件でヘッドハンティングされるケースが少なくありません。なかでも食品加工の生産管理、販売管理、衛生管理といった工場ラインの管理職をされていた方は、定年後であっても重宝されます」(蒲島氏)

 建設業では施工管理系の「資格」を持つ人材が年齢にかかわらず需要がある。

「大きな物件を受注する際に一定数必要となる、『一級建築施工管理技士』や『建築大工技能士』などの資格を持った人材は引く手あまたです。この業界はリーマンショック後に新卒採用を減らして若手が育っておらず、60代や70代でも需要は十分にあります。また管理者系の資格は机上で書類を完成させる仕事がメインなので、体力が落ちていても問題はありません」(蒲島氏)

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