キャリア

高齢者の警備員バイト「つらそうなイメージあるが意外とそうではない」

シニア向けの職業訓練でも警備員コースはよく開講されている

シニア向けの職業訓練でも警備員コースはよく開講されている

「下級高齢者」にならないために最も大切なのは、「長く働いて老後を短くする」ことだ。60代から「長く稼げる仕事」に就くためには、“工夫”が必要になる。肉体労働のアルバイトの口を見つけても、「長く働く」ことを考えると不向きである。

「職業訓練」を受けて働く場を見つける方法がある。例えば東京・飯田橋の「東京しごとセンター」には年齢階層別の就職支援講習コースが用意され、定年前後なら55歳以上のためのコースを受講できる。社会保険労務士の蒲島竜也氏が語る。

「経験不問で、ケアヘルパーやマンション管理人などの講習が用意されています。料理好きの人は調理補助、子供好きの人は保育補助といった趣味に近いところの講習を受け、実益を兼ねる仕事につながるケースもあります」

 中でも、よく開講されているのが警備員のコースだ。

「立ち仕事でつらそうなイメージがあるかもしれませんが、意外とそうではない。警備会社は、働く人の年齢にあわせて危険が少なく作業量も多くないビル警備などの現場を提案してくれるケースが多い」(蒲島氏)

 定年前後に新たな職を探す場合、忘れてならないのが失業給付の受給だ。65歳未満で離職して、離職前の2年で雇用保険の被保険者期間が通算12か月以上ある場合、「雇用保険の基本手当(失業給付)」が支給される。受け取れるのは、離職前の給与から算出される「基本手当日額」の最大150日分だ。職業訓練を行なっている場合は給付期間が延長される。

「65歳以上で退職して、離職する前の1年間に雇用保険に加入していた時期が通算6か月以上あれば、『高年齢求職者給付金』が支給されます。支給額は基本手当日額の最大50日分です」(蒲島氏)

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