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【ドル円週間見通し】米中貿易摩擦に不透明感 円高に振れやすいか

2019年8月25日 8:00

対中制裁「第4弾」の発動は9月1日を予定
対中制裁「第4弾」の発動は9月1日を予定

 投資情報会社・フィスコが8月26日~8月30日のドル円相場の見通しを解説する。

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 今週のドル円は底堅い値動きか。米連邦準備制度理事会(FRB)の9月追加利下げへの思惑で、ドルはやや買いづらい展開となりそうだ。ただ、現時点で政策金利の大幅引き下げ(0.50ポイントの利下げ)は想定されていないため、大幅な金利低下を想定したリスク回避的なドル売りが拡大する可能性は低いとみられる。

 FRBは7月30-31日の連邦公開市場委員会(FOMC)で2008年12月以来の利下げを決定し、9月17-18日開催のFOMCでは2会合連続の引き下げに踏み切る公算。ただ、8月21日に公表された同会合の議事要旨では、長期にわたる利下げサイクルに入ったとの認識は示されていなかった。トランプ政権による新たな財政出動の可能性は残されており、29日発表の4-6月期国内総生産(GDP)改定値や30日発表の7月個人消費支出(PCE)が市場予想と一致、または上回った場合、大幅利下げ観測は一段と後退し、ドル買いにつながりやすい。

 米中貿易摩擦に関しては不透明感が続き、円買い方向に振れやすい。米トランプ政権による対中制裁「第4弾」の9月1日発動を控え、米国側は一部の品目を12月に先送りする方針を示すなど情勢の変化が期待される。とはいえ、FOMCの議事要旨で指摘されているように「貿易政策の不透明性高まり、逆風が長引く可能性」は消えていない。ファーウェイのビジネス展開をめぐり双方の対立が続くためリスク回避的な円買いがすみやかに縮小することは期待できないだろう。

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