あまり知られていないが、野菜にも格付けがある。
「基本的に果物と同じく色や形で決められており、果物と違って売る側もほとんど表示していることがないので、あまり気にする必要がない。野菜は、表面に傷があったり、形が曲がっていたりするようなものでも味にはあまり影響しません。家庭で料理するなら、まったく問題はないと思います」(同前)
篠原氏は、「食材の格付けは、使い方次第」と指摘する。食品ランクを妄信して「騙された」とならないよう、目的に合った選び方をすることが“賢い消費者”への第一歩だ。
※週刊ポスト2019年12月6日号