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介護保険改正 特養での軽減措置縮小で年26万円の負担増も

 2つ目のポイントは、介護サービスの自己負担上限引き上げだ。介護サービス本体の利用者負担も上がる。介護保険には「高額介護サービス費」制度があり、現行では食費・居住費を除いた介護サービスの利用者負担の上限は4万4000円。医療費の高額療養費制度と同様の仕組みだが、最大の違いは所得によって上限額に差がないことだった。

 それが新制度では所得によって上限額が変わり、高所得世帯の上限額は1か月14万100円へと引き上げられる。

※週刊ポスト2020年1月3・10日号

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