マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

ビジネス

トイレ紙に行列して買い占めた人への恨み節「1か月買えなかった…」

2020年6月28日 16:00 週刊ポスト

棚からトイレットペーパーが消えたのはオイルショック以来か(時事通信フォト)
棚からトイレットペーパーが消えたのはオイルショック以来か(時事通信フォト)

 新型コロナウイルスの感染拡大でマスクやトイレットペーパー、アルコール消毒液などが品薄になり、買い占め問題が噴出したが、“第2波”が来た時も、同じことが起こるかもしれない。

 流通ジャーナリストの渡辺広明氏が解説する。

「コロナ禍の初期段階では、正確な情報をキャッチできない人がパニックを起こし、店頭から商品が消えてしまった。実際に品薄かどうかは関係ありません。“誤った情報”に不安を煽られてしまう人がいる限り、また買い占め騒動は起きる可能性がある」

 買い占めに走ってしまった、50代男性がこう明かす。

「“原料が輸入できないらしいから、トイレットペーパーが品切れになるかも”と聞くと、デマだと言われても不安になる。実際、あのときも買い溜めの流れに乗っかったことによって、売り切れのときに不自由せずに済んだ」

 これに対して恨み節なのが、“デマに乗らなかった人”だ。

「テレビのニュースでは、再三『買い占めに走らなければ、品切れになることはないから、必要なぶんだけ購入を』と報じていたのに……。

 朝早くからドラッグストアに並んだり、何店舗も回って買い占めている人を見て“なんてバカな暇人なんだ”と思っていたけど、売り切れから1か月近くトイレットペーパーが買えず、結局こちらが肝を冷やすハメになった」(30代男性)

 いちばんの問題は“デマを信じた人のほうが得をする”という構図が生まれてしまったことだろう。冷静に行動した人がバカをみるという社会のままでは「第2波」に安心して備えることはできない。

 デマの流布をどう食い止めるのか、何かの罰則を設けるなどの方策が可能なのか。検討は急務だろう。

※週刊ポスト2020年7月3日号

不動産売却の完全マニュアル
不動産売却の完全マニュアル
【2021年版】不動産一括査定25サイトを徹底比較!
【2021年版】不動産一括査定25サイトを徹底比較!
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定

注目記事

2か月で15万円の利益を狙えた?FX自動売買のドル円取引例
人気の最新FX自動売買を8選!稼ぐ投資家の秘訣も紹介

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

SNSでマネーポストWEBをフォロー

  • facebook:フォローする
  • twitter:フォローする

【お知らせ】

2021年4月1日以降の価格表示に関して

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。