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【ドル円週間見通し】FOMCは予想通り、ドル円は底堅く展開するか

・9月21日-25日週に発表される主要経済指標の見通しについては以下の通り。

○(欧)マークイット9月ユーロ圏製造業購買担当者景気指数 23日(水)午後5時発表予定
・予想は、51.5
 参考となる8月実績は51.7と2カ月連続で節目の50を上回った。新型コロナウイルスの感染流行は終わっていないものの、中核国であるドイツの景気回復は持続しており、雇用情勢も改善していることから、9月は8月実績とおおむね同水準となる可能性がある。

○(米)マークイット9月製造業購買担当者景気指数 23日(水)午後10時45分発表予定
・予想は、52.5
 8月実績は53.1と2カ月連続で景況拡大と悪化の節目を上回っており、製造業の景況感は回復基調にある。新型コロナウイルスの感染流行は終息していないものの、経済活動は一定水準を維持しており、雇用情勢は改善しつつあることから、9月は8月実績に近い数値になると予想される。

○(米)8月新築住宅販売件数 24日(木)午後11時発表予定
・予想は、88.0万戸
 参考となる7月実績は、3カ月連続で増加しており、新築住宅市場はまずまず活況であることが確認された。8月については住宅ローンの金利水準が低位で推移していることや、都市部から郊外に移住するケースが増えていることから、販売件数が7月実績を大幅に下回る可能性は低いとみられる。

○(米)8月耐久財受注 25日(金)午後9時30分発表予定
・予想は、前月比+1.0%
 参考となる7月実績は前月比+11.4%。自動車工場の再開で生産回復が続いていることや、軍事関連支出の増加が寄与した。8月については、自動車・同部品の受注はやや増加する可能性があるが、民間航空機・部品の受注は落ち込んでいることから、全体の受注額は7月実績との比較でわずかな伸びにとどまる可能性がある。

○その他の主な経済指標の発表予定
・22日(火):(米)8月中古住宅販売件数
・23日(水):(独)9月マークイット製造業購買担当者景気指数、(英)9月マークイット製造業購買担当者景気指数、(米)9月マークイットサービス業購買担当者景気指数
・24日(木):(独)9月IFO企業景況感指数

【予想レンジ】
・予想レンジ:103円50銭-106円50銭

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