マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

不動産

武蔵小杉の地形条件 宅地化で災害リスクが見えにくくなった側面も

2020年10月11日 7:00

住みたい街として人気の武蔵小杉だが…(時事通信フォト)
住みたい街として人気の武蔵小杉だが…(時事通信フォト)

 コロナ禍に迎えた今夏は、沖縄を除く全国で平年より約10日間も梅雨明けが長引いた。さらに9月以降も秋雨前線や台風の影響でぐずついた天気が続き、東京都心では9月27日まで19日連続で降水を観測。

 7月には熊本県南部の球磨川をはじめとした河川が氾濫する大雨被害も相次いだ。秋になり、大雨への警戒はまだまだ緩めることはできない。気象予報士の森朗さんが指摘する。

「近年、インド洋や太平洋の海面温度の上昇が止まらず、今年は日本近海の海水温度が過去最高を記録しました。海水の温度は空気と違って下がりにくいため、大気中には長期間水蒸気が発生し続けている状況です。今後、強い勢力の台風を発達させる可能性があります。

 30年前であれば、10月になれば台風シーズンは終わりだといえましたが、いまは10月が終わるまでは身構えねばなりません」

 実際に、昨年の台風19号が日本に上陸したのは10月12日から13日にかけてのこと。強い勢力を保ったまま列島を縦断し、福島県で32人、宮城県で19人の死者を出すなど東日本に甚大な被害をもたらした。神奈川県川崎市では武蔵小杉駅周辺が水没し、首都圏全体で交通機関が乱れ、パニックとなった。

 東京都職員として江戸川区土木部長などを歴任、『水害列島』の著書もある土屋信行さんが解説する。

「武蔵小杉エリアは、かつて多摩川の支流が流れる低地でした。以前は工場地帯として使われていた地域でしたが、工場が撤退した跡地を宅地化し、道路や公園を造って見栄えよく形を整えた。住む場所としては最悪の地形条件なのに、自然災害リスクが見えにくくなっているのです」

「不動産」関連記事

【無料】不動産を売るなら信頼できる不動産会社に一括査定依頼【LIFULL HOME'S】
【無料】不動産を売るなら信頼できる不動産会社に一括査定依頼【LIFULL HOME'S】
仲介を依頼する不動産会社は大手が良い?地元が良い?
仲介を依頼する不動産会社は大手が良い?地元が良い?

不動産売却の完全マニュアル

【2020年版】不動産一括査定23サイトを徹底比較!
【2020年版】不動産一括査定23サイトを徹底比較!
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定

FXや株、年金などに関する記事

年金いくらもらえる? 年金の種類や制度、受給額を徹底解説
最新のFX自動売買を9選! 初心者はツールをどう選ぶ?

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

SNSでマネーポストWEBをフォロー

  • facebook:フォローする
  • twitter:フォローする

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。