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ダメなのはわかっているのに… 「寝る前スマホ」の呪縛から逃れられない人たち

眠る前にどうしてもスマホをいじってしまう…(イメージ)

眠る前にどうしてもスマホをいじってしまう…(イメージ)

 寝る前の“ナイトルーティーン”は人それぞれ。気をつけておきたいのは、寝る前にスマホばかり見ていると、脳が覚醒してしまい、睡眠の質が脅かされてしまうということだ。このように「寝る前スマホ」がよくないことは、多くの人が知っているが、それでも「スマホがないと眠れない」という人たちがいる。

 IT企業で働く30代の男性会社員・Aさんは、“スマホ寝落ち”する日々を送っている。在宅勤務に移行してから起床時間が遅くなったこともあり、以前よりも夜ふかしするようになり、スマホをベッドに持ち込んでずっといじっているのだという。

「ソシャゲ(ソーシャルゲーム)を周回、スマホでまとめサイトをぐるぐる、Twitterをチェック、それから音楽も聴いています。だいたいそんな感じで、気づくと寝ています。眠りが浅かったり何度も目が覚めたり、睡眠の質が悪い自覚はあるのですが、やめられません」(Aさん)

 睡眠にとってマイナスだということは、重々承知しているAさんだが、スマホをいじって寝落ちしないと、不安やイライラが募ってしまうのだという。

「画面の明るさを一番暗い設定にしているとはいえ、目や睡眠に悪いことはわかっています。でも僕にとってストレス発散の手段でもあり、スマホをいじらないとかえって寝付けなくなってしまうんです。一度ベッドから遠いところに置いてみたことはあるのですが、なんだか不安になって、結局取りに行ってしまいました」(Aさん)

 アパレル関係企業に勤める30代の女性会社員・Bさんは、スマホでラジオやYouTubeを流しながら寝落ちする。

「スマホがないと眠れません。SNSやネットを見ることはあまりないのですが、ラジオやYouTubeを流すと、一発で眠れるんですよね。一応興味がある番組や動画を選びますが、その内容はほとんど覚えていません(笑)」(Bさん)

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