吉田みく「誰にだって言い分があります」

コロナで仕事が減って占い講座を受講した20代女性の挫折と後悔

 契約した内容は、毎月3000円ほどを2年間で払い終えるコース。一括で支払うと6万円弱と高額だったため、分割支払いを選択したそうだ。

 最初のうちは寝る間も惜しんで、テキストを隅から隅まで読みふけった。勉強の合間には占いの館で働く自分の姿を妄想などして、やる気をキープしたそうだ。

 それも束の間……。緊急事態宣言が解除され、飲食店の仕事が徐々に通常通りに戻り始めた頃から、森田さんは資格取得の勉強を怠るようになったという。

「毎日忙しいと、なかなか勉強する暇ないですよね。……というか、正直もう占いの勉強はいいかなって思ってて。私、人を占うよりも、自分が占われるほうが好きかもしれないです」

 あれだけ熱心になっていた占いの勉強を投げ出した森田さん。しかし、通信講座の毎月の分割払いは続いている。このままではトータル7万円以上の無駄になりかねない。

「なんかもったいないですよね。どうしたらいいと思いますか? フリマアプリでテキストを出品してみました。売れるといいなぁ……」

 コロナ禍をきっかけにそれまでの仕事や生活が立ち行かなくなり、様々なチャレンジを始める人は多いかもしれない。今回の森田さんのように、それが挫折に終わるケースもあるだろう。だが、収入減に加え分割での支払いだけが残るようでは、ダブルパンチだ。

 将来のための投資は、金銭的な部分はもちろん、それに自分が使える時間も含めて慎重に、計画的に考えたい。

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。