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「103万円の壁が…」コロナ禍で長時間労働を強いられる学生の悲痛

2020年12月22日 7:00

「稼ぎすぎるのも辛い」アルバイト学生の本音は?(イメージ)

 コロナ禍の不況に伴い、アルバイト代で学費を工面している大学生のなかには、バイト先をクビになったことで退学を余儀なくされるケースや、アルバイト収入の大幅な減少によって休学を決意したという事例も珍しくない。このように非正規の仕事を失ったり、収入が減少したりする若者に注目が集まるが、その背後にはコロナ禍の人手不足によって長時間労働を強いられる若者もいる。

 実家から関西圏の大学に通い、飲食店でアルバイトをしているという男子学生・Aさん(20歳)が語る。

「テレビではアルバイトがなくなり、お金が稼げない若者ばかりが取り上げられます。しかし、私の場合はコロナにより長時間労働を強いられ、その結果、アルバイトの月収が増加して、『103万円の壁』を超えてしまうかもしれない瀬戸際にいます」(Aさん)

 所得税と社会保険料がかからない親の扶養の範囲内で働くには、1年間の給与収入を103万円以下に収める必要がある(たとえば、1日6時間勤務で週2日、ないし1日4時間勤務で週3日のシフトを組むと、月収7万6800円、年収92万1600円と103万円以内に収めることができる)。なぜAさんは長時間労働を強いられることとなったのか。

「毎年、大学4年生が卒業すると、新入生がたくさんバイトに応募してきました。しかし、今年はコロナで新入生が大学に通うことが難しくなり、外出自粛要請も相まって、アルバイトの応募がありませんでした。だから、店にとってはすでにバイトしている学生が頼みの綱なのです。

 店長には『もっと入ってくれないと、店が潰れる』、『あと3時間増やしてくれ』、『どうしても土日に入ってほしい』などと頼まれますが、土日はオンライン授業の課題に取り組まないといけない。オンライン講義になってから予習復習に費やす時間がとても増えたので、働く時間を増やすのも難しい。

 また、店長の言うことを素直に聞いてシフトを詰めてしまうと、扶養の範囲を超えてしまうので、親と相談しながら103万円にどうにか収まるようにシフトを調整しているんです。店の人には『シフトを入れられなくて申し訳ない』と、学生が思っていることも知ってほしい」(Aさん)

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