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コロナ禍の対面訪問マナー コートは裏返しにたたんで玄関の隅に

コロナ禍で対面訪問する場合は臨機応変の対応を

コロナ禍で対面訪問する場合は臨機応変の対応を

 新型コロナウイルスの感染防止のため、「密」を避けるなどの「新しい生活様式」が定着しつつある。日常生活におけるさまざまな常識が覆される中、マナーもこれまで通りとはいかなくなった。

 これまでのマナーは、人と会うことを前提としたもの。人と気軽に会えない状況で求められる“新時代のマナー”は、どのようなものなのだろうか。年末年始に実践したい対面・訪問の新マナーを紹介する。

玄関での対面がいいが近所の目も考慮を

 コロナ禍にあっても、対面訪問する機会はあるだろう。そんなときは必ず、危機管理意識を相手に合わせることが大切だ。たとえ、相手の意識が低くても、「こちらは気をつけていますよ」という姿勢を見せるとよい。

 例えば、すすめられても、玄関先でのあいさつのみで済ませる。もし家にあがるときは、相手の前で、持参した消毒液で手を除菌するなどしたい。現代礼法研究所代表の岩下宣子さんはこう話す。

「コロナ禍で人と会うこと自体が“特別なこと”になりました。顔を見て、会話をすることでも、充分心は伝わりますから、密になりがちな屋内にあがる必要はありません」

 とはいえ、コロナ禍では近所の目もある。見慣れない人間には警戒心を抱くかもしれない。相手のことはもちろん、周辺事情にも配慮し、家にあがるかは、相手の様子を見つつ臨機応変に対応しよう。

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