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コロナ禍の対面訪問マナー コートは裏返しにたたんで玄関の隅に

こんなときどう答える?困ったときの問答集

【ケース1】「どうぞ、あがっていって」

「お気遣いはありがたいのですが、時節柄、こちらで失礼します」

 せっかくの気分を下げるので“コロナ”という単語は出さず、“時節柄”など、コロナを連想させる言葉に変えて辞退する。あくまで、「あなたが私のことを気にかけてくださるのはわかっています」という気持ちを伝えることが大切。

【ケース2】「年末年始くらい、親戚みんなで集まりましょう」

「私もとても会いたいのだけれど、おばあさまのことも考えて、今回に限り遠慮しますね。状況が落ち着いたら必ず会いに行くわ」

「コロナ禍が落ち着いてから」は、断り文句として認知されつつあるので、さほど失礼に当たらない。誘ってくれたことに感謝しつつ、先方の状況を思いやって遠慮する旨を伝えると角が立ちにくい。そのうえで、次があることを示唆する一言を添えるのがおすすめ。

【ケース3】「忘年会をしましょうよ。昼間に屋外で、だったらいいでしょ?」

「楽しそうね。いつもなら二つ返事なのだけれど、少しだけ状況を見たいわ。年が明けてから改めて一緒に計画しましょうよ」

 せっかくの誘いを完全に断るのではなく、延期などの代替案を出し、自分も計画に参加する意思表示をして、相手の負担を減らす心遣いを。

取材・文/前川亜紀 イラスト/ico.

※女性セブン2021年1月1日号

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