投資

運用タイミングで差が開く「金持ちサイクルと貧乏サイクル」

これに対し、本当のお金持ちは、みんなが悲鳴を上げているような底値圏で厚く買っており、天井圏ではほとんど手を出しません。安く仕込んでいるから天井圏で高く売ることができ、大きな利益を確保することができるわけです。そして底値圏に至るまでに売るものがほとんどなくなり、再び底値圏で大きく買える投資余力が生まれるという好循環となる。これが「金持ちサイクル」です。

投資の入門書にも書かれているような「長期」で「分散」というのはあくまでセオリーであって、せいぜい平均的なリターンが期待できるだけ。ましてや、いまや「世界同時バブル」が「世界同時暴落」に転じるケースも少なくない。さまざまな運用先にリスク分散しているつもりでも、実は大きなリスクにさらされていて、それではなかなかお金持ちになれないでしょう。

本当のお金持ちはみんなが悲鳴を上げている時に「集中」して買って、短期とまではいいませんが、いつまでも持ち続けているわけではない。みんなが浮かれて買いに走っている、いいかえれば売りやすいタイミングで大きな利益を確保する。常に「出口」を考えているわけです。

しかも、この「金持ちサイクル」にいったん入ることができれば、次に投資できる金額がグンと増え、これを3~4回も繰り返せばさらなるお金持ちになれるに違いありません。

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