整理が苦手な人の味方　「適当に物を入れるだけ」の収納ボックス活用術

押し入れ・クローゼット編

　押し入れ・クローゼットの捨てられない「大切な物」も大箱にどんどん入れるだけ。押し入れ収納の代表である段ボール箱は、ロゴや文言が悪目立ちし、衛生的にも不安。また、「利用の多い透明の衣装ケースは中身が見えすぎるため、意外と雑然と見えます。頑丈収納ボックスに統一すれば、押し入れ内が片付いた印象に」と長谷さん。明るいホワイトグレーで、見た目の清潔感もアップ。

・思い出の品、趣味のコレクション

「頑丈収納ボックスは、子供時代の絵日記や家族のアルバムなど、長く保管しておきたい大切な物をまとめて保管するのにおすすめ。押し入れと相性のいい“特大”は、クリスマスの飾りなどの季節のオーナメントや、大きな物、数の多い物をしまうのにぴったりです」

　趣味の楽器コレクションも“特大”に収納すれば見た目もすっきり。別売りの平台車にのせれば、移動も楽にできる。日用品のストックや工具類、アルバムも“特大”に入れ、押し入れの下段に収納。滅多に開けないなら重ねてしまえば、より空間を活用できる。

・季節物の衣服

「特に、かさばる冬物収納には秀逸。ふたに5cmほどの高さがあり、本体から多少はみ出していても閉まるんです！　着ていないけれど、まだ捨てるには早いという衣類やおしゃれ小物は、まとめて“特大”に入れ、押し入れ行きに。マスキングテープや養生テープを使って、何を入れたかラベリングするのを忘れずに！」

　冬用のゴルフウエア、アウトドアウエア（1人分）は“大”に収納を。