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防災用品の保管や腰かけ代わりにも 「収納ボックス」の新しい使い方

「収納ボックス」は防災用品の収納にも最適(写真はsora_muji_houseさん宅の備蓄品のひとつ)

「収納ボックス」は防災用品の収納にも最適(写真はsora_muji_houseさん宅の備蓄品のひとつ)

 長く続く巣ごもり生活。せっかく家にいる時間が長いのだからと、片づけを始める人が増えている。とはいえ中には、「どこから手をつけていいかわからない」「整理整頓が苦手」という人も少なくないだろう。

 そんな人たちでも手軽に片づけできると、整理収納アドバイザーの長谷由美子さんがおすすめしているのが、無印良品の「頑丈収納ボックス」だ。

 この収納ボックスはポリプロピレン製で手入れも楽、見た目に反して軽いという。適当に物を入れるだけでも片付けができる、整理整頓が苦手な人の味方なのだ。

 玄関まわりから、押し入れやクローゼット、キッチンからベランダまで、自宅のあらゆる場所の整理に最適な収納ボックス。“小”“大”“特大”の3サイズあるこの収納ボックスを活用するための、様々な使い方を紹介する。

防災用品の収納に

 昨今、頑丈収納ボックスの活用法として、最も注目を集めているのが、防災グッズ収納だろう。無印良品では、店内に頑丈収納ボックスのコーナーを設置し、アウトドアでの使い方と並び、防災備蓄品の収納例を紹介しているところも結構あるようだ。

「東日本大震災以降も、各地でさまざまな自然災害が増えたので、防災セットを作ろうという意識が高まっているようです。頑丈収納ボックスは持ち運びしやすく丈夫で、湿気にも強いので、防災セットの保管にも最適だと思います。私も実際、防災用品を入れています。目安として、“小”で1人分。4人家族なら“大”2個に、備蓄品を入れておけば過不足はないと考えています」(長谷さん)

 2人暮らしの長谷さんは、電池やガスボンベなどの動力源と、マスクやティッシュペーパーなどの紙類をそれぞれ“小”に入れ、寝室に設置している。

長谷さんは寝室に収納ボックスを置く。電池やガスボンベなどの動力源と、マスクやティッシュペーパーなどの紙類が入っている

長谷さんは寝室に収納ボックスを置く。電池やガスボンベなどの動力源と、マスクやティッシュペーパーなどの紙類が入っている

 インスタグラマーのsora_muji_houseさんは、キッチンに置いてローリング・ストックの食品や飲料を収納しているほか、“特大”にも防災用品一式を入れてガレージに置いている。

「小さな子供がいるので、いざというときに防災セットを部屋から運ぶのは難しいと思いました。そこで、すぐに車に積めるようにガレージにも備えるようにしました」(sora_muji_houseさん)

 sora_muji_houseさん宅の防災備蓄品の1つを見ると、“大”にカセットコンロやガスボンベ、インスタント食品、水などを入れキッチン下の棚に置いている。

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