マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

トレンド

「ラーショ」の味を決める調味料クマノテ 店主も「成分は分からない」

2021年8月25日 15:00 週刊ポスト

調味料「クマノテ」は欠かせないという(写真は堀切店名物の「ねぎチャーシュー麺」)
調味料「クマノテ」は欠かせないという(写真は堀切店名物の「ねぎチャーシュー麺」)

 2020年の倒産件数が過去最多を記録したラーメン業界。コロナ禍で多くの店が経営難に陥るなか、昭和からずっとある「赤看板」の老舗チェーン「ラーメンショップ」(通称「ラーショ」)が人気を集めている。

 コロナ禍でも固定ファンをキープする要因は、“東京豚骨”と呼ばれるこってり系の豚骨醤油ラーメンの味もさることながら、朝早くからオープンし、駐車場の広いロードサイドに立地している店が多いため、トラックドライバーや建設作業員などに長年のファンが多いことなどが挙げられる。

 ネットやSNSでもラーメンショップに関する投稿が増えており、2019年末にフェイスブックを開設した「ラーメンショップ同好会」では、会員数が急増。ユーチューブのグルメ系動画でもラーメンショップはもはや「定番」。インスタグラムにも昨年2月に「ラーショ部」なるファン・コミュニティができている。

驚くほど緩いフランチャイズ形態

 フランチャイズの本部となっているのは「椿食堂管理有限会社」。さっそく電話してみたが、「取材には応じていません」と断わられてしまった。『東京ラーメン系譜学』(辰巳出版刊)の著書があるフードライターの刈部山本氏がいう。

「創業以来、取材拒否の方針を貫いています。本部がメディアに出たことは一度もありません」

 そこで『週刊ポスト』は都内の人気店舗・堀切店(葛飾区)に取材を申し込んだ。

「本部に断わられた? まあそうだろうねえ。取材拒否は何かこだわりがあるというより、各店舗で統一した営業ルールなんてないから、特別答えることもないんじゃないかな」

 そう言って苦笑いする店主の話を聞いていくと、ラーメンショップの「驚くほど緩い」フランチャイズ形態が明らかになってきた。

「フランチャイズ店といっても、売り上げの何%といったロイヤリティはなく、仕入れる材料費のなかに含まれているだけ。月々の報告みたいなものも一切ありません。本部と連絡を取るのは、仕入れの電話注文のときだけですよ。材料にしても本部から『これを使って』と言われたことは一度もないですね。

 基本の醤油だれと味噌だれ、それと辛みの効いた調味料の『クマノテ』。これを外したらラーメンショップの味にならないから、そこはちゃんと仕入れているけど、あとは独自に工夫してやっている。ウチは麺もオリジナルのものを使っています」(店主)

不動産売却の完全マニュアル
不動産売却の完全マニュアル
【2020年版】不動産一括査定23サイトを徹底比較!
【2020年版】不動産一括査定23サイトを徹底比較!
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定

注目記事

2か月で15万円の利益を狙えた?FX自動売買のドル円取引例
人気の最新FX自動売買を8選!稼ぐ投資家の秘訣も紹介

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

SNSでマネーポストWEBをフォロー

  • facebook:フォローする
  • twitter:フォローする

【お知らせ】

2021年4月1日以降の価格表示に関して

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。