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知っておきたい宝くじのルール 抽せん前にフリマサイト出品は違法行為

うっかり…では済まされないことも(イメージ)

うっかり…では済まされないことも(イメージ)

 宝くじ当せん金の手数料詐欺などのニュースを目にする機会は多いが、宝くじに関して、知らずにうっかりやってしまいそうなルール違反もあるのをご存じだろうか。以下、いくつか代表的なものを紹介してみよう。

◎宝くじをひろって着服

 道に宝くじが落ちていて、それを警察に届けずに自分のものにすると遺失物等横領罪になる。なお、拾った宝くじが高額当せんしていた場合にこっそり換金しようとしても、銀行で入手した経緯を聞かれるので、結局はバレてしまうことだろう。

◎オークションサイトなどへの出品

 宝くじを多く買いすぎてしまい、抽せん前なら売ってもいいだろうと、インターネットのオークションサイトやフリマサイトに出品するのは転売行為となる。宝くじの規則を定めた法律「当せん金付証票法」でも、転売の禁止が明記されている。ただし、ハズレ券を出品するのは問題ないとされる。

◎宝くじのプレゼントは本当にOK?

 宝くじの転売は違法だが、贈与なら問題ない。お年玉、誕生日プレゼント、バレンタインのチョコなどと一緒に渡したり、ビンゴ大会の賞品に宝くじを利用することもできる。ただし、法律的に問題なくともトラブルにつながるケースはある。たとえば、芸能人に贈る場合には注意が必要だ。金券類のプレゼントを禁止している事務所も多いので、事前に確認をしたほうが良いだろう。

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