マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

ビジネス

世界で広がるワクチンパスポート 差別、偽造、有効期限などの課題も

2021年10月27日 7:00 女性セブン

ワクチンパスポートによるトラブルは世界各地で起こっているという(Getty Images)
ワクチンパスポートによるトラブルは世界各地で起こっているという(Getty Images)

 現在、世界的に導入が進む新型コロナウイルスの「ワクチンパスポート」。日本では、年内にもスマホなどでワクチン接種証明書や陰性証明書を表示するデジタルのワクチンパスポートが導入される方針で、10月に入ってからは旅行会社や飲食店の協力を得て、実証実験も行われている。

 着実に導入が進むワクチンパスポートだが課題は残る。最も懸念されるのは差別や偏見につながることだ。国際医療福祉大学病院内科学予防医学センター教授の一石英一郎さんが話す。

「ワクチンを打ちたくない人や、持病やアレルギーなどで接種できない人にも権利と自由があります。非接種だからと不当な不利益を与えることは避けるべき」

 ワクチンパスポート反対デモが暴徒化したフランスは「検査の有料化」を断行した。パリ在住のジャーナリスト・羽生のり子さんが語る。

「非接種者は、抗原検査やPCR検査の陰性証明書がワクチンパスポートの代わりになります。しかし健康保険に加入していれば無料だった抗原検査やPCR検査が、最近になって有料化(約3000~6000円)されました。打ちたくない人は“まるで兵糧攻めだ”と憤っています」

 今後は、「パスポート不要」の店に非接種者が大挙して集まる可能性もある。

「あまりルールを厳格にすると、行き場をなくした大勢の非接種者がワクチンパスポート不要を謳う店に集まり、そこから感染が拡大する恐れがあります。さらに、再び感染拡大の危機が訪れた際にワクチンパスポートを持っていない人が感染したら、医療体制が不充分な病院が別の病院に治療を要請する“患者のたらい回し”が生じるかもしれません」(一石さん)

 偽造ワクチンパスポートも心配だ。現にアメリカのカリフォルニア州では、偽造ワクチンパスポートを1枚20ドルで販売したバーの店主が刑事告発された。またオーストラリアでは、セキュリティーの専門家が「ワクチンパスポートは簡単に偽造できる」と発言して大騒動になった。

不動産売却の完全マニュアル
不動産売却の完全マニュアル
【2021年版】不動産一括査定25サイトを徹底比較!
【2021年版】不動産一括査定25サイトを徹底比較!
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定

注目記事

2か月で15万円の利益を狙えた?FX自動売買のドル円取引例
人気の最新FX自動売買を8選!稼ぐ投資家の秘訣も紹介

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

SNSでマネーポストWEBをフォロー

  • facebook:フォローする
  • twitter:フォローする

【お知らせ】

2021年4月1日以降の価格表示に関して

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。