家計

不用品処分の悩み「古美術商に頼む?」「保管場所は?」専門家が答える

美術品など処分方法に悩むものはどうする?

美術品など処分方法に悩むものはどうする?

 年末の大掃除で出た多くの不用品は、どうやって処分すれば良いのだろうか。捨てにくい人形の扱い、価値が不明の美術品はどうする? 家に一時保管場所がない場合は?……そんな悩みの解決法を専門家に聞いた。

【Q】美術品の買い取りはどこに頼む?

 査定基準も難しく、美術的価値や歴史的な重要性も判断し難い「美術品」の片づけ買い取りは、通常の不用品買い取り業者では難しい場合もある。

 業者も美術品の査定基準を独自に持っているが、得意不得意があるため、古美術商に聞いたほうがいい場合もあるという。リユースショップや生前整理に特化したサービス「レガシー」を手掛けるトレジャー・ファクトリーの小野倫敬さんはこう話す。

「ただ、古美術商だからこそ厳しい目で査定し、安く買いたたかれる可能性もあるため、高く売りたい品は、数社に査定してもらうのがオススメ」

【Q】片づけ業者はどうやって探す?

 良い片づけ業者の選定をしたいときには、営業をかけてくる業者を避け、「生前整理」「実家片づけ」などでネット検索をするのがおすすめだという。必要資格の有無や過去の実績、料金、利用者の声などを見て数社に絞り、必ず相見積もりを取ること。もとは清掃会社だが、現在は生前整理にも力を入れているブルークリーン株式会社の藤田隆次さんは言う。

「チラシや電話、巡回車等で売り込んでくる業者の甘い言葉には注意して」

【Q】捨てる決心がつかないものの保管場所は?

捨てる決心がつかない場合、保管するためのトランクルームに

捨てる決心がつかない場合、保管するためのトランクルームに

 捨てる決心がつかない場合、保管するための屋内型、屋外型のトランクルームがある。荷物を箱に詰めて送るだけの宅配型サービスも。月額使用料は利用するスペースの大きさ、預けるものの量によって異なる。敷金・礼金等が必要な場合もある。

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。