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悠仁さま進学で注目の「国立」高校 OB・OGたちが語る校風と通うメリット

現在通学するお茶の水大学附属中学と筑波大学附属高校の間で設けられた「提携校進学制度」を利用して進学する悠仁さま(時事通信フォト)

現在通学するお茶の水大学附属中学と筑波大学附属高校の間で設けられた「提携校進学制度」を利用して進学する悠仁さま(時事通信フォト)

校内で成績を競い合う感覚はなかった

 Aさんとは別の国立高校出身のBさん(30代女性)は、“競争意識”についてこう語る。

「私の卒業した学校も進学校ですが、校内で成績を競い合う感覚はまったくありませんでした。学内に成績が貼り出されるようなこともないし、試験結果をみんなで見せ合うようなこともない。競争意識を刺激しなくても、基本的に真面目な人が多いので、みんな自然とそこに合わせるのが“当たり前”になっていくのかもしれません。

 もちろん、進学校といってもあまり成績がよくない人もいるし、“赤点”をとって補習を受ける人もいます。でも、そういった人が馬鹿にされることもなかったと思います。あと、成績が悪かったとしても、それで中退するとか、グレるような人もいませんでした。人は人、みたいな。

 自由な校風で、根本的に“いろんな人がいて当たり前”という概念をみんな持っているためか、陰湿ないじめもありませんでしたね。人に嫉妬したり、いじめたりするよりも、ちゃんと自分の人生を楽しもうとする人が多かったという印象です。偶然私の周りがそういったタイプばかりだったのかもしれませんが、とても平和な高校時代でした」(Bさん)

私立に比べて学費が格段に安い

 私立高校に比べて、学費が安いのも国立高校の特徴だ。悠仁さまが進学される筑波大学附属高校の場合、入学料が5万6400円、授業料は1年あたり11万5200円。都立高校全日制の場合、入学料が5650円、授業料が1年で11万8800円だ。授業料だけなら、国立高校のほうがやや安い。前出・Aさんはこう話す。

「学費面では、国立は本当にお得。寄付金などで普通の公立よりはお金がかかることもありますが、私立に比べれば圧倒的に安く済みます。私も、国立の高校に行けなかったら私立に通う予定だったんですが、国立に行けることになって両親もお金がかからないと喜んでいました。浪人で1年間予備校に通うことになった時も、“国立で学費もそんなにかかっていないし、2年くらい浪人してもいいよ”と言ってくれました。学費もかからないし、真面目な生徒ばかりで、勉強をする習慣もつくし、国立高校は本当におすすめです」(Aさん)

 学校数がそもそも少なく、一般入試も狭き門である国立高校だが、そのメリットは想像以上のものなのかもしれない。

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