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コンビニグルメ値上げ、消費者への影響は?「ステルスじゃない」ことへの評価も

昼食にコンビニを利用する会社員も少なくないが…(イメージ)

昼食にコンビニを利用する会社員も少なくないが…(イメージ)

 値上げラッシュが家計を直撃しているが、生活に身近なコンビニグルメにもその波は及んでいる。ローソンは、3月8日から一部商品の値上げを行っている。公式サイトでは、〈昨今の小麦や食用油などの原材料価格の高騰、包材や輸送コストなどの上昇と世界情勢の急激な変化により、現行価格でのご提供が困難な状況〉となったことが要因と説明。対象商品は〈おにぎり、寿司、調理麺、調理パン、サラダの一部商品〉で、税込みでおよそ2~14%の値上げになる。身近なコンビニでの値上げについて、消費者はどう受け止めるのか――。

値上げ公表は好感度アップにつながる?

ローソンが発表した「一部商品の価格改定に関するお知らせ」(公式サイトより)

ローソンが発表した「一部商品の価格改定に関するお知らせ」(公式サイトより)

 今回値上げされた商品例として、ローソンの公式サイトで紹介された『たまごサンド』であれば税込み価格228円から246円に、値上げ率約8%で18円の値上げだ。コンビニ事情に詳しいライター・小浦大生氏はこう話す。

「数十円程度の値上げといえど、おにぎりやサンドイッチなど、日常的に購入する人も多い商品なので、そういう人にとっては厳しいのは確か。たとえば、1日20円ずつ支払うお金が増えたとしたら、1年間で7300円のお金を余計に使うことになります」

 ネット上でも、コンビニでの値上げに悲鳴を上げる声は多いが、そういったなか、〈ステルス値上げよりかは宣言してくれた方がいいと思います〉といった意見もある。

“ステルス値上げ”とは、値段はそのままで分量が減らされることにより、消費者にとっては実質的な“値上げ”となること。これまでネットを中心に、コンビニ商品の“ステルス値上げ”疑惑は度々話題にのぼっていた。

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