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広がる「スキルシェアサービス」の現在 資格がなくても好きなことを副業にできる

「隙間時間」を生かすものから「趣味・特技」を売るものまで、まだまだ売り手市場な副業22選【1】

「隙間時間」を生かすものから「趣味・特技」を売るものまで、まだまだ売り手市場な副業22選【1】

 手先が器用なら、ハンドメード・手作り通販サイト「minne(ミンネ)」などに登録して、手作り小物や洋服、アクセサリーなどを販売する手もある。ミンネは出品者と購入者がサイト上で直接やりとりをするため、「口コミ」が売り上げを上げるコツだ。

「売れている人は、購入者に口コミの投稿をお願いしたり、SNS上でも宣伝したりと、高評価を得る工夫をしています。購入者への丁寧なお礼のメッセージなども評価につながる。いかに気分よく買ってもらうかのひと工夫が大切です」(土谷さん)

 ほかにも、ゲームが得意なら、新作ゲームをプレーしてバグ(不具合)を発見する「ゲームテスター」や、オンラインゲームで依頼者に協力してレベル上げやアイテム集めをするのも、立派な副業になる。

 こうした、ちょっとしたスキルを売り買いするサービスは現在「ココナラ」が最大手。登録者数が多いため、依頼を受けやすい傾向にある。いま、出品数が増えているのは、オンラインでのレッスンだ。消費生活アドバイザーでファイナンシャルプランナーの丸山晴美さんが解説する。

「自宅にいながらできて、勉強やカラオケ、エクササイズなど、さまざまな分野に需要があります。東大卒という人が受験勉強を教えている一方で、資格や肩書きのない人が小学生向けに勉強を教えたり、“話し方の練習につき合います”というものもある。特別な資格がなくても自分の趣味や特技を生かせる場が広がっています」

「私の趣味なんてお金にならない」と考えるのはもったいない。まずは、こうしたサイトに登録してみることが、副業につなげる第一歩だ。

※女性セブン2022年5月5日号

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