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過去30年は「日本株より8倍儲かった」金投資に注目集まる 長期積立にメリットも

金は「有事の際の安全資産」として注目を集めている(写真:イメージマート)

金は「有事の際の安全資産」として注目を集めている(写真:イメージマート)

 世界経済の先行きが不透明ななか、現在注目されている資産が金(ゴールド)だ。コモディティーインテリジェンス代表の近藤雅世氏が語る。

「今年7月、金の国際調査機関ワールド・ゴールド・カウンシルは、『日本の投資家が金を保有すべき理由』という論文を発表しました。そのなかでは、今年の年初から10月末まででドル/円は16%の円安になったが、金の価格(円建て)は同時期に27.9%上昇したと報告された。ウクライナ戦争など地政学リスクの下で、金が『有事の際の安全資産』であることを改めて示したと言えます」

 金の価格が上昇しているのは、ここ数年だけのトレンドではない。

 近藤氏は「30年前と現在の日経平均株価を比べると1.56倍に上昇していますが、金価格は同じ期間で5.7倍になっている。日本株への投資より金への投資のほうが儲けは約8.39倍になっていた計算になる」と指摘する。また、30年前から毎月1万円ずつ金を積み立てた場合、現在の価値で約1400万円分の金になっていたとも試算している(元本は360万円)。

 近藤氏が語る。

「世界の金の絶対量は限られているので、これからも金価格は上昇し続けていくと思われます。ご年配の方でも資産を増やしたり守ったりするうえで、今から長期的に積み立てていくメリットは大きいでしょう」

毎月3000円から始められる

 金の買い方としては、田中貴金属工業などで口座を持つ純金積立で、少しずつ買いためていくのがよいという。

「純金積立などは、毎月3000円という少額から始められるところもあります。また純金積立を取り扱う証券会社のなかには、年会費や売買の手数料をゼロにしているところもあります」(近藤氏)

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